2018-10-20から1日間の記事一覧
栄花物語 巻第二十四 わかばえ 今日も四條大納言、内大臣參らせたまはず。故上の御忌月なりければ、内大臣は、むげに參らざらんはおぼつかなくゆかしとて、御直衣にて内に參らせたまひて、女房のなかに交らせたまひて、衣の袖口つくろはせたまひ、髪かきなで…
明月記 建永元年 八月 一日。雨降る。和歌所に参ず。又新古今を切り継ぐ。川崎に御幸の間、各々笠を取りて下り立ち、見参す。又還りて所に着す。大略、功を終へ了りて退出す。述懐の三首、即ち詠進し、将監の許に送り了んぬ。今夜、沐浴す。 将監 清範 述懐…
婦人之論 惣て婦人は心愚にして 賎きやうにいへどもさには あらず。夫日の本を姫氏國 言事かたじけなくも天照 皇太神宮女神にてわたら せ給ふによりてなりさあれば 婦人をいやしむべきにあら ざれども女には人我の相と いふ事のありて人と我と隔 心あるがゆ…